――ガチャンッ… 「…りゅ、流治…!?」 まだ流治が高三であたしが高一だった頃。 流治に体育館に呼び出されてそのまま体育倉庫に入れられて… 「…綾香、俺ね?綾香が欲しいんだ…。」 マットの上に押し倒されたあたしは目に涙を溜めて流治から目を反らした。 「離して…。流治、怖いよ。」 「いやだ。」 流治はあたしの頬を優しく撫でるとそのまま唇にキスをおとした。 いつもよりも優しくて とろけそうな甘いキス。 あたしは強く握りしめていた拳を緩めて流治の制服を掴んだ。 …流治…