闇孤児院


ふとわれに返った。
「大丈夫?」
あんなが真剣にみつめている。

「あぁ・・。」




「お兄ちゃんっていったな・・。」

「え・・うん、お母さんが売ったの。
 それでね、私がまだ小さい時
 夜、寝る場所探してたらお兄ちゃんに
 逢ったの…。」

あんなは悲しそうに涙をためながらいった。

「だけどお兄ちゃんじゃなかった。
 Rt901187って。もう逢うことはないよ。って」

「殺し屋さんみたいな、瞳してた。」


まっすぐ俺を見つめた。


「殺してくれって…心から願ってた。」