き、金髪…?!


まさか…まさか、すっごい
不良だったらどうしよ…



(に、逃げよう!!)



けど、そう思う心とはうらはらに、からだは全く動かない。



どうしよ…;!!!!









「ん…」


ビクッ!!

その時、その人が少し動いた。


「んん〜…」





金髪の前髪から、

うっすら開く瞳が見えた。







「え…??」



その瞳と、バッチリ目が合ってしまった。


そして、目が離せなくなってしまった……。




その人の瞳は


深い海のようなブルーで

宝石のように綺麗だったから…。