オレは見つからないよう、窓からそっと覗き込んだ 「ほんと、ダメな子ね。引き取ってやったんだからその分しっかり働きなさいと言ったら何度分かるの!?」 金髪の女がマリーを怒鳴りつける マリー・・・っ 「・・・ごめんさい」 「身寄りがないから引き取ってあげたのに、最近はふらついてばかりじゃないの。一体どこへ行ってるの!!」 マリーは口を開こうとはしなかった ・・・オレのせいだ 「答えなさい、マリー!!」 やめろっ 「この・・・っ!」 やめろっ!!!!!