「りな〜!」
『あ、おはよ。』
「祐貴くんだ!!ほらあそこ!!」
指差す先には携帯を手に、ヘッドホンを耳にした祐貴くんがいた―。
『も〜杏里ったら佐藤くんの事いっつも見てるよね?』
「あったり前じゃん!!超格好良いもん!!りなもそう思わない?」
―確かに背も高かったし、爽やかで顔も…全部そろってた。
「………りな?」
『えっ?!』
「あ、今見とれてたでしょー?」
『っ!!杏里〜!』
親友の杏里――。
大好きだった………。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…