軽くうるんだ瞳が、何かを訴えている。だが俺は、無視をした。
触れていた唇を、そっと離す。
俺は、真剣な目で彼女を見つめる。
『俺…本気だから』
この言葉にウソはない。
思ったんだ。
こんな女見たことも無い。
強気で、うるさくて、ちっちゃくて
…そこに惹かれたんだ。
「………」
彼女を黙りながらも、俺を見てくる。
何を考えているかなんてわかんねぇ。
でも、たとえ1%でも俺を好きになる可能性が増えたなら…
なんて、考える。
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