そう言うと、光瑠は俺に抱きついてきた。 「てめッ、離れろ!気持ち悪い!」 『ひっど!!』 光瑠は、半泣きで俺から離れた。 俺は光瑠からipodを取り返し、音楽を再生する。 「寝るわ…」 『は?!』 「うるせーぞ…」 『龍のアホ!バカ!クソ!』 音楽を聴いてるせいか、光瑠の言葉は俺には聞こえていなかった。何を言われようが…相手は光瑠だし。言った内容を…あとで聞きだしてやる。