『雅、お前は?』 「ぇ…」 思わず顔を伏せた。 見たくなかったんだ。 嫌なんだ。 あたしは何を思っているの? あたしは何がしたいの? 何…この感情は。 龍と初めて会ったときとは 違う感情。 龍を目の前にすると あたしの顔は赤くなって…。 でも…わからないよ。 あたしの気持ちが。 『雅』 名前を呼ばないで。 悲しくなってくる。 その声で あたしの名前を呼ばないで…。