あさみんは、一瞬ビックリしたものの

 ついてきた。



 龍はとユーと

 やれやれ…って感じの顔をして

 ため息をつく。



 なんなのよ!!!




 あたしは

 羨ましいという感情を

 紛らわせたかったんだ。



 歌って

 忘れてしまおう。



 こう思ったのだった。


 

 あたしの足は

 カラオケ屋に向かっていた。