迷ってる時…。



 『俺は、ツインテール萌えだぁ!!』


 はッ?



 
 あたしとアサミンの間には

 沈黙。



 『聞いてんの?』

 
 
 扉の向こう側から

 龍の声がしたのだ。



 
 「聞いてるわよ!」

 

 あたしは、反抗する。

 

 『俺はツインテールがいい』

 「あんたの要望は聞いてない」

 『入ってい―?』

 「はッ!?何いってんの!?
  変態の罪でケーサツ呼ぶわよ!?」

 『じゃぁ、ツインテール!!
  愛紗美チャン、よろしくー!』



 そう言って、アハハと笑う龍。

 ムカツク。

 顔は見えてないけど…

 ムカツク。