闇の中から、光へと…


 闇から出してくれた…


 




 待ってた。



 
 ずっと。






 「龍。ありがと…」


 『おぅ。…それから、もう泣くな!
  笑え。
  笑ったほうが、俺は好きだ』


 「何いってんのよ?」


 『愛の告白?』


 「バッカじゃ、ないの?」




 あたしは、龍に救われた。


 もう大丈夫。





 あたしには、みんながいる。

 1人じゃないんだ。





 だから…行かなくちゃ。