あ。

 すっかり、仕事のコト忘れてた。




 やばッ!!!



 
 「龍ッ!あたし急ぐから!また後で!」



 あたしは、そう言って走り出した。



 『雅ッ!?』



 龍は驚いた顔をした。

 あたしは、そんな龍に笑顔を向ける。