『雅!つくるぞー!』


 「はぃはい」

 
 『俺との子供を!』


 「…黙っとけ」




 何言ってんだ。コイツ。



 あたしは、思いっきり冷たい視線を送った。



 
 『冗談、冗談』




 そう言って、また笑う。






 なんなんだ、


 こいつは。




 
 「パフェ、つくるんでしょ!」


 『そーそー!』


 「ハィ、コレ材料」


 『え?雅が買ってきたのかよ?』


 「そーだけど?」




 ガタッ



 突然立って、近づく彼。