腕が涙のせいで濡れてきてるのが分かった。 『ズズッッ―――』 休憩中の教室は騒がしい。 だから、あたしが鼻をすすっても誰も気づかない。 休憩中でよかった… これ以上あの5人組の話を聞いてたら頭がおかしくなりそうだ。 だからあたしは、誰にも気づかれないように俯いて席を立った。