玄関までカナタを送って、お別れする。 「バイバイ、カナタ兄ちゃん!」 『バイバイ、カナタ。気をつけてね』 「あ、そだ」 ん?どーしたの? 「竣、ケー番教えて?」 カナタは急にそんなことを言った。 『いいよ』 赤外線で送って、お互いのケー番を知った。 「んじゃ、バイバイ」