翌日―――――― 今日もあたしは純と一緒に登校した。 いつもの所で別れて、学校に着くと自分の教室へ入る。 自分の席に座ってボーッとしていると、突然誰かがあたしの名前を呼んだ。 「櫻井さん!」 『…っえ?な、何??』 ボーッとしていたあたしは、突然呼ばれてさぞかしびっくりした。 机の前には5人くらいの女の子たちが立っている。 ほぇ~。 この人たちもうグループ作っちゃったんだ。 早いねぇ~……。 そんなことを考えていると、5人の中の1人がしゃべった。