17才のJK

あたしだってまわりに男はたくさんいるし、


別にショックなんて受けないけど、
せめて自分といる時ぐらいは、


他の女とメールはやめてもらいたい。



あたしの視線に
隼人は携帯をテーブルに置き、
横に座りなおした。



「ユリちゃん」


「ユリでいいで」


「ユリ」


「なに隼人?」


「俺ユリの方がいいと思うで」


「…なにが?」


「元カノより、ユリの方が可愛い」



隼人の目がアルコールでトロンとしている。