17才のJK

特に会話のないまま、静かな時間が流れていた。



「ごちそうさま!」



あまり時間のないあたしは急いで制服に着替えて学校に行かなければならない。



バタバタと用意をして、玄関で靴を履いていると後ろからママが話かけてきた。



「ユリ…辛い思いさせてごめんなさい。ママ、全然気づいてやれなかった。今まで寂しい思いばかりさせて来たね…」



あたしは振り向かず、
黙ったまま続きを聞いた。



「ママね、お店辞める。これからはお昼に仕事して、夜は家にいる。もちろん坂本とは二度と会わないわ」



「……」



「遅すぎるかもしれないけど…私はずっとあなたの母親でいたいと思ったの…」