17才のJK

――どのぐらい時間が経っただろう。泣きつかれて眠ってしまったあたし。


いつの間にか夜が開けて、カーテンの隙間から朝日が差し込んでいた。



「一回帰るわ!ユリ、寝るなよ、学校で待ってるからな」



一晩中あたしを抱きしめていてくれた優也は、そう言いながらまぶしい朝日の中を走って行った。



腫れて重たい目をこすりながら、
あたしはリビングにいた。



目の前のテーブルには、何年かぶりにママが作ってくれた朝食の温かいご飯と、わかめの味噌汁が並んでいた。



こうしてママと二人、向かい合って食事をするなんて…
あたしには夢のようだった。


「いただきます」


味噌汁の湯気を見つめながら、少しぎこちなく手を合わせた。