17才のJK

今、優也の目の前で話してる人が本当に森山夏なのかはわからない。
だけど、確かめたくない。
元カノと話してる優也の顔なんて見たくない。



あたしの足は自然と来た道を引き返した。
あと一歩前に出れば、優也は気づいてくれただろう。
でも、あたしはそれが出来なかった。



初めて“怖い”と思った。
きっと優也と森山夏は離ればなれになった時も、
ずっと相手を想っていたはず。
お互いに簡単には忘れられなかったはず。