17才のJK

“優也にちゃんと詳しく聞こう”と決めたものの、
優也の顔を見ると気持ちが弱くなって、
最初の言葉がなかなか出ない。



優也から何か言ってくることもなく、
不安なまま時間だけ過ぎた。



――2日後、この日は優也の部屋に遊びに行くことになっていた。
運悪く、数学の先生に捕まったあたしは1時間の補習を強制的に受けることになった。



「ごめん優也!終わったら行くから、先帰ってて!」



「おぅ、わかった。じゃあ後でな」



いつもの黒いカバンを自転車のカゴに乗せながら優也はヒラヒラと手を振った。