17才のJK

「あ、吉沢!」



背後から不意に声がして、優也と同時に振り返った。
何度か顔を見たことある、確か小橋とか言う男の子がこちらに駆け寄って来た。



「おい、知ってるか?」



彼は興奮を隠しきれないようで、
早く優也に何かを伝えたいようだ。


隣にいるあたしを気にして、
ちらちらと見てくるから
あたしはまた窓の外に視線を移した。



「俺、さっき聞いたんやけどな、
森山が帰って来てるらしいで!」



「えっ……」



小声で話す小橋の声は、はっきりとあたしにも届いて、
その後の優也の驚いた声も
しっかりと聞こえた。