お気に入りのハートのクッションを膝に抱えながら、
あたしは向かい側に座る優也を見た。



今日、たまたま呼ばれて来た優也に
全てを話すとどうなるだろう?



あたしを軽蔑するだろうか?
もう呼んでも来なくなるだろうか。


優也はあたしを嫌いになるだろうか。



例えそうなったとしても、今日は全てを話したい。
そんな気分。