「俺、隼人。名前教えてや」



タイプ顔のサラサラ君が聞く。



「あたしユリ、こっちミヤコ」



“隼人…近くで見るとますますカッコいい”



あたしは隼人にピッタリとくっついて歩く。



「俺は純。二人とも何年なん?」



「高2やで、純たちは?」



ミヤコも純の隣にピッタリくっついている。



純はふわふわのパーマが似合ってて、
キリッと男前な隼人とは違って
どちらかというと、
可愛い感じ。