17才のJK

…なわけないか。


どう見たって真面目そうな男の子、
ナンパするようなタイプではない。


黒髪にいたってフツーのTシャツ着てるし、顔は影になってよく見えないけど、まぁフツーだと思う。



「俺、優也。メル友の」



「は?…ほんまに?!」



「ほんまに…」



その時、あたしはすっかり忘れていたんだ。


ほんの20分前にメールで優也を呼び出していたこと。


来るはずないって思ってたから…
絶対来ないって思ってたから…



「なんで。なんであたしってわかったの?」



「「それは…言われた場所に来てみたら、女の子ひとりで他に人いないし」



…確かに。
回りを見渡してみても、あたしひとりがポツンとしているだけだった。



「それに…」



優也が言いにくそうに先を続けた。