17才のJK

ミヤコから何度か電話とメール来てるけど、

…言えないよ。
犯されかけた、だなんて。


適当に
“ダルいから学校休む”と言ってある。


親にも…


二人とも心配そうにしてたけど、
特にしつこく質問してくる事もない。



…あれ以来、坂本の話もしてこないママ。


何もない方があたしは楽だからいいけど…
あたしはただ逃げた。
何もかもから逃げて、後ろを向いた。



そうすればどうにかなる気がして…



夜の闇に紛れたら、
あたしもどこかに逃げられそうな気がした。


現実から。
あたし自身から。


隼人と純からは一度も連絡ない。


最後の隼人の悲しそうな怒った顔が忘れられない。


あの日、未遂に終わったけれど、あたしの心はズタズタだった。


誰かを傷つけたい。


心をめちゃくちゃに壊してしまいたい。