――純の部屋から逃げ出してから一週間たっていた。
学校は二学期が始まったけど、一度も行ってない。



つまんない。


なにも、
笑えない。



あの日、殴られた顔は腫れて色は青くなっていた。
口の中は切れるし、体中にアザがある。



もう誰にも会いたくないって思ったのに、あたしは毎日夜の街を徘徊している。




もう自分が、
生きてるのか死んでいるのかもわからない。




“汚れた人形”

“汚いゴミ”




自分自身を虐めるように…
自分自身を潰したくて…