17才のJK

「ねぇ隼人どこ行ったん」



ひんやりとクーラーの効いた部屋は、男の子の一人暮らしの見本のように、
雑誌やゲーム類が無造作に床に転がっている。



そして、何故かきっちりと閉められたカーテン。



そこにあたしと純が二人きり…



純は隼人の話題には触れずチラチラと時計を見る。



「遅いな…」



と純がひとり言を言うと同時に、部屋の扉が開く音…



「隼人来たん?」



あたしがパッと扉の方を見ると、
全く知らない男の姿がそこにあった。