17才のJK

あたしが車に乗り込むほんの少し前。




――「あれ?ユリちゃん?おい!隼人!あれユリちゃんちゃうん?」



ユリが早足で歩く歩道の反対側、



コンビニで立ち読みしていた純が、隣の隼人を肘でつついた。



「あ、まじ、ユリや」



隼人と純は手に持っていた雑誌を棚に戻し、コンビニを出た。