17才のJK

「うーん。なんかわからんけど、ユリも普通に悩んだりするってことか」


そう言うとミヤコは食べかけのポテトを口に運んだ。



…別に悩みがあるってわけではないんだけどな。


たまに、将来のこととか真剣に考えてしまうあたしがいる。


…あたしらしくないけど。




「なぁ、ユリ。
メル友でも作ったら?」


ミヤコがニコニコしながら言った。



「えぇ?メル友?」



ミヤコの提案にあたしは少し驚いた。



…メル友って、今どき?!



「あたし前にやってたけど、メル友ってめちゃめんどくさいやん!」