きっと、監督は身内として凱の様子がすごく気になるだろうに、心配だろうに・・・・ これが・・・・これが、プロだってことか。 監督・・・・・。 俺は深く礼をして、出口に向った。 汐、待ってろ。 凱はきっと大丈夫だから。 一緒に行こう。 きっと、あいつもお前のこと、待ってるってわかるんだ。 だから、一緒に行こう。