ソラとクローバー☆もうひとつの『アルタイル』


なんとなく誘って座ったのはいいけど・・・・


これからどうすればいいんだよ。



てか、苦しいんだけど。


すげー、苦しいんだけど・・・。



横を見ると、彼女はそんな俺をよそ目に上を見上げてた。


・・・・?


視線を合わせるようにその先をたどると、



少しだけ暗闇がせまった空が広がっていた。



そういえば・・・・さっきから彼女は何度か空を見上げてた。



空が、好きなのかな。



彼女を、ちらっと見ると、まるで何かを探してるような・・・・



これは、もしかして・・・。



なんとなくだけど、俺の直感。


あの中学生の女の子が、目の前の彼女に重なった気がしたんだ。


直感じゃなくて、確信に近いようなもの。


あえて聞かなくても、もういい。


きっと・・・・そうだ。