それでも...

あんな事があった後。
足が思うように動かない。

私は腰が抜けて、その場に座りこんだ。

「お、おい!大丈夫か?」






ふわっ







あたしを軽々しく立たせたこの男はあたしの気持ちを分かってやっているんでしょうか。