あたしは、美香が持ってきてくれていた鞄を受け取りそのまま帰宅しようとした。


その時…
げた箱のところに人影……

ポケットに手を突っ込みげた箱に寄りかかっていた……



篠原だ……

篠原はあたしに気づいてポケットに手を突っ込んだまま近づいてきた…。

あっ!お礼言わなくちゃ……


久しぶりに会話する…
なんか胸が一杯…。

それになんか恥ずかしい…

「よぅ…。もう体調はいいのかよ?」

心配そうな…篠原の顔。

「篠原が運んでくれたんだって…?
ありがとう……」