ハニー*スパイス



「へっ?」



ええええええと叫んで、逃げるように数歩後ろにさがる。



「なんだよ。脱ぐ覚悟ねーの?」


「だって……脱ぐって……」


「あいつらと同じことしてほしーんだろ?」


「あ……」


そっか。


「あの人達って、絵のモデルだったんだ……」


「そ」


岳さんはそばに置いてあった、クロッキー帳と割り箸みたいに角ばった黒い棒を手にする。


ソレ何?って聞いたら、木炭だよって教えてくれた。


そしてページをめくりながら、ニヤリと笑っていつもの意地悪そうな顔をする。


「お前、エッチなこと考えてただろ?」


「なっ……」