あたしは、「うん!」と大きく頷いた。


「ここで待ってる!」



ずっとお母さんを待ち続けたアナタを……


今度はあたしが待つの。



いつか言ってたように、


店の中の外も、クリスマスの飾りつけをいっぱいして……


温かいお料理と、甘いお菓子を作って……


アナタを出迎えるの。



そしたら言ってあげるんだ。



「おかえりなさい」って。