一瞬意味がわからなかった。 「せっかくのクリスマスイブだ……。たまにはハメをはずさないとな」 「パパ」 パパが背中を押してくれた。 ヘクセンハウスへ行けって。 岳さんに会いに行け……って、そう言ってくれてるんだよね? 演技かどうかわからないけど、パパの寝息が聞こえ出した。 あたしはソッと家を抜け出す。 まだイブは終わりじゃない。