「えっ。 どっ、どこのどいつだ? 連れてきなさい!」 酔っ払ったパパは、ダンっとテーブルを叩く。 「というか、まだ早いっ! 椿はまだまだ嫁にやらんからな~!」 「大丈夫だよ」 ふふってあたしは笑った。 「ばっさりフラれましたー! イエー!」 一生懸命、明るく振舞う。 なのに、パパの方が泣きそうな顔になる。 「そ……そうか。 しかし、こんなに可愛い椿をフルなんて、見る目ないな! それはそれで腹が立つ、連れて来い!」 もう、この酔っ払いめ。 言ってることがめちゃくちゃだ。