SMILE

すると、女の人が口を開けた。


「柚亜さん。
 私があなたを買わせていただくのです。
 あなたには才能があります。
 では失礼します。」




女の人は、紙を置いて出て行った。





「柚亜!!やってくれるわよね?」


なんか半分強制だけど、
ママを少しでも楽にしてあげたいし、



それに、もしあたしが借金のお金を稼げば、また暮らせるってことでしょ?



「分かった!やってみる。
 借金はいくらなの?」


「100万よ。」




100万??!

それはいくら何でも..無茶じゃない?


「柚亜応援してるから
お願いだから頑張って」




私はママの力強い瞳に負けた。