「美優~。遅くなってごめんな。こいつ弟の幸平。美優の1つ下。」


蓮の後ろに隠れてた幸平がひょこって私の顔を覗きこんできて、


「超可愛い!俺幸平って言います。よろしく!」


幸平は左手を出してきた。


『はじめまして。美優って言います。よろしくね。』


私も右手を差し出して握手をした。