一番の笑顔


『蓮ちゃん!!』

「おぉ!元気いいな~。つか、その洋服美優に似合ってんじゃん。」

『まぢで!?これ美優の一番気に入ってる服なんだ。超嬉しい!ありがとう。』


私の心の中はサーカス状態だった。


「じゃあ、行く所もないし俺ん家行くか。」


駅からすぐ近くに蓮の家があった。


『おじゃましま~す。』


「この時間帯じゃ誰もいねぇよ。」


~♪ 蓮の携帯が鳴った。


「もし?えっ?いないけど。そんな事してバレても俺は知らないからな。しょうがねぇな。少しだけだからな。じゃあな。」