「…っやべ…」
座席表を見て思わず
にやけてしまう俺。
それを隣で見ながら
笑う慶太。
「よかったな!(笑)」
「っ…うっせー」
内心すげぇ嬉しくて
この座席決めた先公
愛してるーってくらい
俺の気分は最高だった。
これが恋ってやつ?
本気で好きになったことも
今までなかった俺は
自分の今の気持ちが
理解できなかったんだ。
゙好ぎってなんだよ
隣の席になれただけで
同じクラスになれただけで
嬉しくなるのは『恋』?
あいつのことばっかり
考えて…他の奴なんて
どうでもよく見えてしまう
それが『恋』なのか?

