そうやって、近づいてきた、男の顔を見た。


「「あっ!!!!」」


っと、私と、近づいてきた、一人の男と声が重なった。


だって・・・その男は・・・






”シン”だったんだもん!!!!






お兄ちゃんは、気にせずに、私たちの紹介をし始めた。


「拓馬、シン、この二人は俺の母さんと妹の朝日だ。」


「おれは、川上拓馬、よろしくっす!」


「森田シン・・・」


と二人は自己紹介をした。


「こちらこそ、よろしく・・・」


と私が言うと、お母さんが、


「まぁ~二人ともイケメンね!!」


と目をハートにさせて言った。


いいおばさんが何言ってんだか・・・。


「UPしなくていいの?」


と話題を変えた私。


「あ、ほんとだ!!」


「んじゃ、応援頼んだぞ!」


にっこり笑って、お兄ちゃんと、拓馬くんは、


走って行った。


でも、シンだけは、私に近づいてきて、