肩で寝ちゃってた、迷惑な私に、

嫌な顔一つもせずに、


「いえ、大丈夫ですよ」

とかわいい笑顔を向けてくれたあなた。



その笑顔にドキッとして、

その後も、あなたが笑う度、

そのかわいい笑顔にドキドキしてたんだ。



健吾の浮気現場を目撃してしまって、

溢れる涙を我慢出来ない私を、


ホテルの部屋へ連れていって、

あなたはギュッって抱きしめてくれたね。

泣いていいよって、一緒に泣いてくれたよね。




初めてのデートの時も、

たくさんのかわいい笑顔で、

私を自然と笑顔にしてくれた。


初めてつないだ大きな温かい手のひらも、

好きって告白も、

優しい優しいキスも、

私にとっては忘れられない宝物。