そんな頃、七海がほら…俺の親友と関係しちゃってさ、
結局、俺達は別れて…そのちょうどすぐ後だったんだ。

先生が勉強中、急に泣き出しちゃったのは…



もう辛いって、彼の傍に居るのが辛いって、
彼は他に好きな女の子が居て、
その子と重ねて、自分を抱くって…

その子の代わりなんてもう嫌だって…
私を私として愛して欲しいんだって…

それで…俺に頼んできたんだ。

1度でいいから、抱いて欲しいって…


自分が自分である為に…

誰かに変わりなんかじゃなく…
自分だけを見てほしいって…