「ここ…って…」

「ホテルミ○○スタ、今日泊まるところ」

「…嘘…」

「本当!ビックリした?」


…ビックリしたなんてものじゃない。

こんな人気なホテル…

しかも今日はイブの夜…


ものすごい予約大変だったんじゃないの?


「陸くん…あの…」

「桃香驚かせたくて、黙ってた(笑)」

「でも…あの…」

「ん?」

「大変だったんじゃない?」

「あぁ、人気だからね。でも全然平気だよ。桃香の為だもん」

「陸くん…」

「じゃぁ、入ろっか?寒いしね」

「うん…」



ロビーも部屋へ続く廊下も、

どれもとってもとっても素敵だった。


可愛くて、でもシックなディ○ニーで、

夢みたいな空間が広がってた。


部屋も、パーク側で、

ものすごい幻想的な景色が広がってて、

とっても素敵な空間で、涙が出る程嬉しかった…。


「陸くん…ありがとぉ…」

溢れる涙を抑えながら、陸くんに抱きついた。