お気に入りのピンクのワンピに、

まっ白い可愛いコートを合わせて、

お気に入りの真っ白なふわふわのバッグ

髪型もちょっとふわふわと巻いて、

クリスマス仕様のラメでキラキラのメイク。

ブーツも合わせて、


もう完璧!!!


そう思ったところで、チャイムが鳴った。


「はい」

開けると、そこには王子様。

すごいカッコいい陸くんが立ってた。



「桃…今日…可愛過ぎないか…」

「だって…クリスマスイブだもん…陸くんだって…カッコいいよ?」

「うん…ありがとう…。襲いたいのは山々だけど…今日は急ぐから行くよ?」

「あ、うん」

「明日の着替えとか準備した?」

「うん。メイク道具とかも全部準備したよ。お泊りなの?」

「うん。じゃ、行こうか?」

「うん…」