「…やっ…」

「桃香…好きだ。」

「ダメぇ…」

「ダメじゃないだろ…桃香感じてるよ…」

「あぁっ…あん…いや…」




健吾は、私を抱いた。

本当は嫌だった。


今日あの子を抱いたばかりなのに…

その身体で私も抱くなんて…




でも、拒んだら…本当に彼女に取られてしまいそうで…


そう考えたら、夢中で健吾に奉仕してた。


「…桃香…お前、今日どうした?すっげーよ…」

「好きよ、健吾。愛してる…」

「あぁ、俺も愛してるよ、桃香。お前最高だよ…」



2人で果てた後、

健吾は私を腕に抱きながら、髪を撫でて、


「やっぱり桃香がいい。お前最高だよ。
今日はいつも以上に乱れてて、綺麗だった」


やっぱり桃香がいい…

誰と比べてるの?


そう聞きたくなった…



抱かれた後、満たされた気持ちにならなかったのは…


初めて…