「それにさ…お前…今日何の日だと思ってんの?」
「え?」
「俺の親友の人生で1番幸せな日だよ?」
「……」
「ずっとみんなで一生懸命準備した二次会だよ?
それを、お前は自分の感情だけでぶち壊した!
お前…常識なさ過ぎだし、人として最低だよ!」
「だって…私だって…くる…苦しかったんだから…」
「そんなの言い訳になんねぇし…」
泣き続ける早苗さん。
「…俺…綾子ちゃんが殴られてたら…って思うと…苦しい。辛い…。
それだけ…綾子ちゃんに惹かれてるってわかったし…。お前がさ、
苦しかったって泣いても…正直、同情も出来ないよ…怒りしかない」
「誠…」
「桃香ちゃんと綾子ちゃんに謝れ!」

