「違うよ!子供扱いなんてとんでもない!俺はいつもドキドキしてるんだから!」
「…?」
「桃香ちゃん、可愛くて綺麗で、ドレス着たら可愛いだろうなとか…
俺の隣に毎日居てくれたら、どんなに幸せだろうとか…いつも考えてて
俺、会う度…桃香ちゃんに惹かれてて…好きで好きでしょうがないんだ!
子供扱いなんてとんでもない!いつだってドキドキさせられてて…俺…」
あれ…なんか…すごい勢いで告られてる???
頭がついていかないうちに…
肩をガシッと掴まれて、キスされそうになってる?
拒まなくちゃ…そう思って、祐介くんを押し返そうとした時…
「桃!」
声がした。
愛しいあの声…

